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新規事業コラム
2021.09.13
事業立ち上げ&推進

高齢者見守りサービスの可能性

高齢者の増加、共働き世代の増加によって、様々なサービスが生まれ、市場が拡大していますが、皆さんも自社で何か新規事業として展開できないか、と検討されたことがあるのではないでしょうか。例えば、家事代行サービスなどは、ここ最近になって市場が拡大しています。共働き世代が普段は忙しくて掃除ができていないということや、やはり素人とプロでは仕上がりがまったく違うということからも需要が増えているといいます。

また、高齢になると身の回りのことをするにも一苦労のため、需要があります。中でも、家事代行と高齢者の見守りサービスというプラスのサービスを付加する事業者もあります。この見守りサービス、意外と色々なサービスに付加されることがあります。もちろん、ひとり暮らしの高齢者が自ら申し込むということもありますが、離れて暮らす家族が高齢の親などを心配するためにそのようなサービスを利用するということもあります。

見守りサービスの提供方法としては、上記のように家事代行に付加するものや、リフォーム会社が見守りサービスを提供したり、宅配便や郵便を扱う事業者がサービスを提供したりしています。これらは人が訪問する形態になりますが、変わったところでは一般的なシステムではなく、ポットで見守るというサービスもあります。人が訪問する見守りサービス単体では、なかなか事業化して収益を上げにくいかもしれませんが、既存のサービスや新しいサービスと付加することで、可能性が広がるかもしれません。

コンビニやスーパーなどが行っているような日用品などの移動販売もある意味、見守りサービスのひとつと言えるかもしれません。これから先、高齢者がさらに増える時代に突入してくると、今では考えられないようなサービスも出てくるはずです。皆様も、自社で提供できるサービスを考えてみられてはいかがでしょうか。


執筆: B-search

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