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新規事業コラム
2022.03.01
事業を見極める
事業計画を立てる

その新規事業は大丈夫?市場性調査がモノをいう

新しい分野に踏み込むとき、その市場をよく調査することは重要です、
それによって、研究開発のヒントになったり、見込み売上高を判断することができます。た
では、市場調査にはどのような方法があるのでしょうか?

市場調査の目的や期間、手順を決定する

市場調査は主に以下の①~⑥の順番で行うのがセオリーといえます。

①市場調査の目的を決める

目的が定まらないと、浅い調査になってしまったり、
見当違いの調査になり無駄なコストがかさむ結果となります。
調査の対象(新規出店なのか?特定の商品なのか?)と、それを何に使うのか。分析結果イメージから逆算して目的を設定してください。

②市場調査にかける予算を決める

予算設定によって、調査の方法や精度、期間、が全く異なります。
①がきちんと定まっていれば、ほしい情報のイメージも湧くはずですので、
相場としてどの程度費用がかかるのか、その額は自社の許容範囲にあるのか、
予算の上限設定を行ってください。

③事前情報をあつめる

最低限、公開されている情報を事前に確認しましょう。
1つ目は、以下のような団体が公開している情報を確認しましょう。
行政データは無料で公開されていますが、
民間会社が公表しているデータは有料であることも多いです。
必要であれば有料のデータも用いて、業界やその界隈の前提知識・事業環境を把握しましょう。例えば、以下のような媒体です。

・官公庁/自治体
・業界団体
・シンクタンク/金融機関
・民間調査会社
・有力全国紙・ビジネス誌
・業界専門誌

④市場調査の方法を決める

例えば、定量的に購入率や満足度、ユーザー属性を知りたい場合と、
定性的にユーザー行動の心理的要因や
購入検討の心理的プロセスなどが知りたい場合とでは、
調査方法が異なってきます。

例えば、前者の場合は、全体傾向をつかむためにある程度大きな人数を対象にしたアンケート調査やデータ分析が望ましく、
後者の場合は数十人を対象に、インタビュー調査やフィールドワーク、ミステリーショッパーなどを行い、人物象やその行動を観察することが考えられます。

⑤実際に調査をおこなう

誰に、どのくらいの人数に、どんな内容を、どんな方法で聞くかの4点がきまったら、実際に調査を行います。

この際、費用を払って市場調査会社を利用するのも重要な選択肢です。
こういった調査代行会社は、交通量の調査や大規模なアンケート、複数の統計データを用いたアナリティクス的な調査など、いろいろな強みがある会社がありますから、
自社が求めるデータを調査してくれそうな会社をピックアップして、まずはアプローチしてみましょう。
自社で行う場合と違い、専門のスキルを持った人間が、先入観なく客観的な視点から調査をおこなってくれます。

そのほか、フレームワークを利用する簡易的な方法も考えられます。
例えば、ポジショニングマップ、VRIO分析、3C分析、などスタンダードなフレームワークが多数あります。
フレームワークごとの詳細は本サイト内の別コラムでも解説していますので、
ぜひ参考にしてください。

定性的な調査では、地元の人脈・ルートを使って調査することも重要です。
じっさいに新店舗などを出すのは、地元エリアである場合も多いと思いますが、狭い商圏範囲の状況というのは、むしろ経営者・担当者自身が一番肌感覚で理解しているといえます。
地元で付き合いのある経営者や業者など人脈を駆使してください。

⑥結果を分析する

全体の傾向と、細かな事象の掘り下げと、大きな視点と小さな視点の両方から結果を分析します。
その結果をもとに、意思決定を行い、具体的なアクションに落とし込んでいきます。


執筆: B-search

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