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新規事業コラム
2022.09.16

令和時代に注目すべき新規事業~家事代行サービス編~

近年「シェアリングエコノミー」が注目されていますが、その内の一つに「家事代行サービス」があります。家事代行サービスとはどのような事業で、市場はどのようになっているのかここではみていきます。

家事代行サービスとは

家事代行サービスとは利用者が事業者に家事各種を代わりに行ってもらうサービスのことを指します。近年注目を集めている「シェアリングエコノミー」に該当する事業であり、事業者(個人のケースも多数)はそれぞれのスキルを活かして、家事を行っています。

家事代行サービスの動向

家事代行サービスは近年でもその事業者数や利用者数を堅調に伸ばしています。その理
由としては、まず共働き世帯の増加が挙げられます。一昔前までは、家事は「自分たちでやるもの」という認識がありましたが、女性の社会進出が進むにつれてその認識が薄れ、コストとなる家事を代行してもらいたいという需要が生じたのです。また、高齢者の増加も理由として挙げられます。自分では家事をすることができない・大変な高齢者に、家事を代行してもらいたいという需要が生じたのです。

家事代行サービスの市場

次に家事代行サービスの市場を、弊社が行った家事代行サービスの市場調査を元にみていきます。
まずは、家事代行サービスの利用人数です。市場調査を通じて、利用率が3.6%という結果になったため、これを日本の15~64歳人口と掛け合わせると利用人数は約267万人であることがみえてきます。
次に利用頻度をみてみると、「年に1回かそれよりも少ない」と回答した利用者が1番多くなった一方、「ほぼ毎日」~「年に1回かそれよりも少ない」という利用者がそれぞれ一定数いることが分かりました。
最後に、利用額をみていくと、平均利用額は3,286円という結果となり、利用者は多少お金が掛かっても、利便性を求め利用していることが改めてみえてきました。

まとめ

このように、家事代行サービスは現在の時流に沿った事業であると言えます。少子高齢化が進み、人口や家庭の在り方が変化する中で、今後もどのようにサービスが変化し、市場が展開されていくか注目されます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。「このコラムで紹介したデータの詳細を知りたい」「家事代行サービス市場に関してより理解を深めたい」という方は「市場調査レポート2022 家事代行サービス」を下記からダウンロードいただければと思います。

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執筆: B-search

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