id="836-2-contents" class="836-2-page">
Business Idea
サービス一覧

~パワーリハビリテーションや混合サービスによってデイサービスを拡充~

どのようなサービスか

デイサービスは、要介護の高齢者が施設などに日帰りで通所して機能訓練などを行うことです。

1.デイサービスの概要とパワーリハビリテーション

デイサービスは、要介護の状態になっても施設に入所することがないように、半日もしくは一日の予定で機能訓練、食事や入浴の提供、レクリエーションなどを行うサービスです。利用者の社会的な孤立感を解消し、家族の介護負荷を軽減させる目的もあります。

機能訓練としては、歩行訓練を中心に、関節可動域訓練、誤飲を防ぐための口腔の体操などを行います。

入浴時には介護職員が浴室までサポートし、自力で可能な動作を尊重しつつ身体を清潔にします。介護度の重い利用者には、専用の機械を用いた機械浴を実施します。

食事としては、栄養バランスのよい昼食のほか、おやつなどを提供します。弁当を購入して持ち帰ることができたり、希望者に定期的に弁当を配布したりする施設もあります。

レクリエーションの内容は、体操、合唱、脳トレ、カラオケやゲームなどさまざまです。クリスマスなどのイベントや書道や手芸などを開催します。

最近では、機能訓練指導員による「パワーリハビリテーション」を行う施設が増加しました。パワーリハビリテーションは、負荷の軽いマシントレーニングによって、身体的および精神的な機能回復、行動の変容、老化によって失われた自信の回復、QOL(生活の品質)向上を行います。

2.宿泊や混合サービスの提供

通所介護のあとに施設に宿泊できる施設もあります。ただし、日中のデイサービスは介護保険が適用されますが、宿泊には介護保険が適用されません。

通所介護を提供する事業所では、介護保険外サービスを組み合わせた混合サービスを提供している施設があります。たとえば外出の介助やペットの散歩などは介護保険外になります。

混合介護サービスによって利用者の幅広いニーズに応えられるようになり、事業所の売上拡大につながります。介護保険外のサービス展開は事業を安定させるためにも重要です。ただし、厚生省のガイドラインにしたがう必要があります。

利用者の出費が増え、サービスが複雑になるデメリットがあるため、混合サービスの実施では、ケアマネージャーの提案力が問われるといえるでしょう。

3.デイサービス開業までの流れと手続き

デイサービスを開業するには法人格が必要です。まず事業計画書を作成して、都道府県との事前協議を行います。事前協議では施設や設備について細かい指導が行われます。

続いて都道府県の指定する基準にしたがって、利用定員に合わせて常勤者と介護職員または生活相談者を配置する必要があります。施設には、機能訓練室、食堂、相談室、静養室、浴室やトイレ、事務室など、施設設備の基準を満たすように設置します。

人員を確保して施設の改修などが完了した後に申請を行います。

業界動向やトレンドについて

新型コロナウイルスの感染拡大により介護業界も大きな打撃を受けました。特に通所型のサービスは大きな影響を被りました。利用者の需要自体は拡大しているとはいえ、運営上の課題があります。

デイサービスの開業がおすすめの方

デイサービスは、入浴や排泄の介助からレクリエーションの運営、送迎など体力を使う仕事が多いため、体力に自信のある方に適しています。利用者のその日の体調や気分に気づいて声をかけるコミュニケーション能力も必要です。世話好きな方に向いています。

成功のポイントは?

デイサービスを成功させるには、開業時に集客と人材採用および教育に注力することが第一の成功のポイントです。チームワークが求められることから、スタッフ間の調整も必要になります。

資料ダウンロード

詳細が気になる方は、こちらから無料レポートもダウンロード可能です。
みなさまの新規事業検討に当たって、一助となれば幸いでございます。

↑pagetop