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家事代行や幼児教育と連携した複合型ベビーシッター・サービス

~保育士などの資格を強みに、複合的な事業基盤を地域密着型で展開~

■どんなモデルか

家事代行や幼児教育と連携した複合型ベビーシッター・サービスとは、どのようなビジネスモデルでしょうか。

①居宅訪問型保育事業がベース

ベビーシッター・サービスは未経験者でも参入しやすく、初期費用を抑えて展開できるビジネスモデルです。
ただし、都道府県に認可外の「居宅訪問型保育事業」の届け出が必要になります。居宅型保育事業は、内閣府の定める地域型保育事業のひとつであり、基本的には訪問によるマンツーマンの保育を行います。
居宅型保育事業のサービスを受けられる子どもは、3歳未満で障がいや疾病によって集団保育が困難と認可されているなどの条件があります。すべての子どもがサービスを受けられるわけではありません。

②家事代行や介護、幼児教育など複合型が登場

参入しやすいビジネスとはいえ、保育士、幼稚園教諭などの資格取得者が人気です。また、子どもの健康面をサポートする上で、看護師や助産婦の資格取得者も信頼されています。
競争力を強化する上で注目されているのは、家事代行、幼児教育、英語対応といった付加価値を提供する複合型ベビーシッター・サービスです。多様なニーズを取り込み、事業の安定化を図ります。
既に家事代行サービスを展開している事業者が、事業領域を拡大して参入するビジネスモデルも考えられます。

③収益率は高くないが、地域密着型のビジネスモデル

ベビーシッター・サービスは個別対応のため、保育所より高めに料金が設定されていますが、収益率は高くないといえるでしょう。地域密着型のビジネスモデルのため、他の家事代行サービスなど組み合わせることで、安定した事業展開を見込めます。

■業界動向やトレンドについて

少子高齢化、核家族化、共働きの増加などの社会情勢とともに、待機児童問題の解消から、ベビーシッター・サービスは注目されています。
事業領域の複合化による付加価値はもちろん、Webカメラを設置してスマートフォンから託児状況を確認できるようにするなど、ITを活用したサービスもあります。

■ベビーシッター・サービスがおすすめの方

子ども好きであることは前提として、ベビーシッター・サービスは、以下のような方におすすめです。
・保育士や幼稚園教諭の資格取得者
・保育所や幼稚園の勤務経験があり、さらにスキルアップを目指す方
・責任感が強く、育児にやりがいを感じる方
収益化を行う場合、業務を効率的に遂行する工夫が必要です。

■成功のポイントは?

最後に、ベビーシッター・サービスの成功ポイントを押さえておきます。

①資格取得は必須、民間資格も利用

依頼者の不安を払拭するために、資格取得は必須といえるでしょう。民間の資格としては、全国保育サービス協会による「認定ベビーシッター資格」があります。

②効果的な集客と固定客の獲得

開業時には、地域特性を把握しておくことが重要です。大手のベビーシッター・サービスが既に事業を展開している地域では、集客および参入が困難になります。
家事代行など家庭向けサービス全般にいえますが、事業を成功させる大きなカギは集客です。そして、依頼者の信頼を得て固定客を増加させることがポイントです。

③損害賠償保険への加入

ベビーシッター・サービスでは子どもの安全が優先され、サービス中にケガなどがあった場合、責任が求められます。したがって、損害賠償保険の加入はリスク回避の側面から重要です。
家庭内における物の破損もリスクになります。事業を継続させるために、あらゆる事態を想定して対策を練っておくとよいでしょう。

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