レンタルオフィス・貸会議室とは
レンタルオフィスは、インターネット環境やデスクの他、各種サービス機能を備えた小規模賃貸オフィスです。レンタルオフィスには、コピー機やFAX、室内清掃、受付・秘書サービスや郵便物受け取りサービスなどがオプションでついています。レンタルオフィスを利用する場合、時間・日・月・年単位など様々な期間で契約できることが多いです。
貸会議室は、ビルの一室などをセミナーや集会用に貸し出すサービスです。貸会議室を利用する場合、時間または日単位で契約できることが多くなっています。
レンタルオフィス・貸会議室のビジネスモデル
レンタルオフィス・貸会議室がまずはどんなビジネスホテルかを見ていきましょう。
1.小規模事業所やフリーランスをターゲットとしたビジネスモデル
小規模事業所やフリーランスの方をターゲットとしています。通常、オフィスを構えると初期費用や維持費などがかかってきます。小規模事業所やフリーランスの方は、レンタルオフィス・貸し会議室を契約することでこれらの費用を安く抑えることができるため、需要のあるビジネスモデルです。
2.多数の人と契約できるビジネスモデル
レンタルオフィス・貸し会議室は、賃貸と比べると多数の人と契約できるビジネスモデルです。レンタルオフィス・貸し会議室は時間毎によって必要な席数が変わってくることから、空いた時間に新たな顧客と契約することができます。また、賃貸オフィスと比べると1人あたりの専有面積が小さくなるため、稼働率次第では利用効率が高いです。
3.オプションメニューで収益増が期待できるビジネスモデル
レンタルオフィス・貸し会議室では、賃料契約の他に、オプションメニューによって収益増が期待できるビジネスモデルです。住所貸しや、秘書サービス、郵便物転送などのオプションメニューや、コンビニエンスストアが展開するコンビニ型自販機などの導入により収益増が期待できます。
レンタルオフィス・貸会議室が伸びていく理由
1.テレワークによる働き方改革を受け、シェアオフィス市場が急拡大
近年、シェアオフィス市場は急拡大しています。働き方改革が推進されたことや新型コロナウイルスの流行も後押しし、シェアオフィスへの需要が高まっています。JLLの調査によると、2018年末時点での貸床面積は前年比で148 %になると推計されており、年々急激に増加している傾向にあります。
2.シェアオフィスの活用が企業にも選ばれている
企業側でもシェアオフィスの導入が注目されています。シェアオフィスを活用することで、オフィスのダウンサイジングや、柔軟な働き方の実現による採用PRなどに活用できることから、近年企業側のシェアオフィス採用が増加しています。働き方の多様化が進んでいることから、今後もこの傾向は続いていくと考えられます。
レンタルオフィス・貸し会議室がオススメの方
レンタルオフィス・貸し会議室のビジネスモデルがおすすめの方は、以下の通りです。
・稼働していないフロアを収益化したい、ビルオーナーの方
・空間演出のノウハウがある、インテリアデザイナーの方
・サラリーマンの働き方改革を応援したい方
上記のような方々は、知見や資産を活かして収益増を狙えるため、おすすめのビジネスモデルです。
成功のポイントは?
最後に、レンタルオフィス・貸し会議室の成功のポイントを押さえておきましょう。
1.ターゲットのニーズや職種を明確化する
まずは、立地に合わせたターゲットニーズの把握が必要です。副業や兼業の方をターゲットとする場合、仕事帰りに気軽に立ち寄れるように、副業や兼業が認められている企業の近くにレンタルオフィスを構えることや、住宅地にレンタルオフィスを構える場合は、育児や家事の合間に集中して業務を行えるように、短時間での利用も可能なプランなどが有効です。
2.居心地の良い場所づくり
レンタルオフィス・貸し会議室は居心地の良さや仕事のしやすさで利用されます。スペースの清潔さを常に保ったり、座りやすい椅子を導入することが重要です。集中したい方のために集中ブースを用意したり、テレビ・カンファレンスが行えるような防音個室の準備も効果的です。
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