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~無資格者でも手軽に開業できるホワイトニングサロン~

■どんなビジネスモデルか

無資格者でも手軽に開業できるホワイトニングサロンとはどんなビジネスモデルでしょうか?

①「場所貸し」で人件費が大幅に抑えられる

ホワイトニングサロンとは、来店されるお客様が店員から説明を受けて、ご自身でホワイトニングを行うサロンです。基本的に法律で歯科医師もしくは歯科衛生士以外は行うことができないため、施術の部分をご本人自らが行うという形になります。いわば「場所貸し」のようなシステムとなります。

ホワイトニングサロンは複数の機器を設置する必要もなく、小スペースで開業することが可能です。利用者が増えても「満席で予約が取れない」というトラブルが無くなり、利用者・リピーターの増加につなげることができます。

②無資格者でも案内が可能

一般的に、歯医者さんにしてもらうホワイトニングとは、歯医者さんが医者しか使えない薬剤である過酸化水素を使って、患者さんの本来の歯の色以上に白く漂白する。これに対して、ホワイトニングサロンは機械で歯の表面の汚れのみを落として、歯を本来の色に戻します。歯科医院とは違って、過酸化水素を使用しないため、歯科医師などの資格を持たないスタッフでも機器の使い方を案内することが可能です。歯科医師・歯科衛生士を雇う必要がなくなるため、人件費を削減しつつ顧客満足度を向上させることが可能です。

さらに、WEB予約システムやスマートロックなどのシステムを活用することにより、無人運営も可能になります。受付スタッフが常駐する必要がなくなるため、仕事帰りの社会人などをターゲットに24時間営業を行うことも可能です。初期投資はやや高額になりますが、人件費の削減や24時間営業により顧客層・人数を拡大できるという大きなメリットがあります。

③コロナ時代の強み

ホワイトニングサロンでは、顧客自身が機械を扱うため、歯科医師や歯科衛生士と対面する必要がありません。Withコロナ時代の新しいサロンの形として増加しているため、「非接客型」のサロンは生活に馴染みつつあり、顧客を心配させる心配もありません。

■業界動向やトレンドについて

これまで、「芸能人やイベントを控えた一部の人が受ける高額な施術」というイメージを持たれていた歯のホワイトニングは、技術の発展による低価格化や安価に変わって、身近なサービスとして利用されています。

また、最近では若者を中心に男性の美容意識が高まっています。スキンケアや脱毛をする男性が増加したように、ホワイトニングが「身だしなみ」のひとつとして定着する可能性もあり、顧客の幅を広げています。 歯が変色する原因は、コーヒーや紅茶などの飲料とたばこによる着色が挙げられます。また、加齢により歯の内側から変色することもあり、シニア層のホワイトニング需要も高まっています。

さらに、インターネットやSNSによる情報収集の簡易化も、ホワイトニング業界に大きく影響します。より多くの人にホワイトニングの知識が浸透して、口コミやサービス比較・キャンペーンも活発になったことから、気軽にホワイトニングを始める人が増加しています。

■ホワイトニングサロン開業におすすめの方

①歯科医院

ホワイトニングサロンはライバルだと思う医者もいるかもしれないが、実はホワイトニングサロンと歯科医院のターゲットはそもそも違う客層で、プロレベルではなく、手軽にホワイトニングを求めるお客様向けにサロンを開店すれば違う層の利用者もお客様にすることができます。

②不動産保有者

上記の説明の通り、ホワイトニングサロンはプロの医者を必要としなくて、スペースと機械さえ用意すれば開店が可能です。初期投資として、不動産が一番大きな投入のため、不動産を保有する人は開店すればより少額投資で参入可能です。

③投資家

美容意識が高まった今時、ホワイトニングのニーズがどんどん拡大すると見られている。その中で、業界知識を必要としなくて、初期に少額投資で、高収益が得られるホワイトニングサロンは非常に時流に乗るビジネスモデルの1つと言えるでしょう。

■成功のポイントは?

ホワイトニングサロンの成功のポイントを押さえていきます。

①立地の選び

ホワイトニングサロンは林立する状況の中で、いかに立地がいいかは成功できるかどうか大きな影響要素になります。店の選びはできるだけ駅に近くて、探しやすいところにすれば無難でしょう。

②ウェブ広告の活用

ホワイトニングサロンは近年に大きく発展してきたが、世間的に見ると、知っている人がまだ少数派です。伝統的なクリニックとはどう違うか、説明はなければなりません。また、基本的にネットで調べて店頭に行くケースになるため、どれだけグーグル広告やインスタ広告を活用できるかホワイトニングの成功に直接に関わる要因となります。

③店舗デザイン

店内スタッフとあまり関わらないため、顧客満足度は主に店舗デザインにより決まります。暗い、汚いイメージを極力に避けて、おしゃれ、また来たい店を作ると、次回の来店にも繋がるでしょう。

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