Business Idea
サービス一覧

〜ターゲット選定と集客がポイントのリフレクソロジーサロン〜

■リフレクソロジーサロンのビジネスモデル

1.出張型

セラピストにすでに固定顧客がいる場合や、認知度が高い場合出張型のビジネスモデルをとる場合があります。メリットは、物件の家賃などの初期投資が必要でないことや、出張料として高めの施術単価に設定できるという点です。その一方で、集客の難しさや慣れない環境で施術しなければいけない点はデメリットです。

2.店舗型

店舗型の場合は、フランチャイズ型と独立型があります。フランチャイズ傘下で開業すると、駅近物件やショッピングモールなど個人オーナーでは難しい好立地に出店できる場合があります。また、マネジメントも本部のマニュアルに沿って行うため比較的スムーズです。独立型の場合は、小規模なスペースを借りたり、自宅を使用するのが一般的です。集客は難しいですが、フランチャイズフィーなどを支払う必要がなく自由な経営ができるのが特徴です。

■リフレクソロジーサロンの取り巻く現状

1.資格がなくても起業できる

リフレクソロジーは足ツボマッサージのことを指しますが、現在施術のために必要とされている国家資格等はなく、誰でも起業することができます。民間資格としては、リフレクソロジー協会が認定する資格の取得も可能です。ただし、「マッサージ」という名前は国家資格者のみが使用できるため、看板に使わないよう注意が必要です。

2.ボディケアとの比較

矢野経済研究所「リラクゼーションビジネスの実態と展望」2013年版によるとボディケアは2009年の456億円から2016年575億円まで市場規模を伸ばしているのに対し、リフレクソロジーは2009年では494億円とボディケアを上回っていたのが2013年には505億円と伸び止まりを見せています。リラクゼーションビジネス全体のニーズは一定して存在しますが、細かい分類によっては流行による進退があり予測が難しい状況が見られます。

■おすすめの方

リフレクソロジーサロンがおすすめの方は、以下の通りです。
・リラクゼーション事業に関心がある
・国家資格はないがセラピストになりたい
・足ツボ関連の知識がある

上記のような方々は、集客とターゲット選定が鍵となるリフレクソロジーサロンの経営を成功できるため、おすすめのビジネスモデルです。

■成功のポイント

1.WEBマーケティング集客

ポータルサイトやGoogleマイビジネスを使用した集客など、WEBマーケティングの努力はサロン経営の成功に欠かせません。新規顧客集客のために定期的なキャンペーンやクーポン発行などを行うのも効果的です。また、店舗公式のInstagramやFacebookのアカウントを開設し、店内の様子やスタッフ紹介など足を向けやすくなる情報を発信するのも良いでしょう。

2.ターゲットを意識した立地選び

店舗を開店する際には、ターゲットにしたい顧客層を意識した立地選びが欠かせません。例えば、サラリーマンをターゲットにした店舗と主婦層をターゲットにして店舗では、立地選びの条件が大きく異なります。前者であればオフィス街の駅ビルなどが適しているでしょう。一方、主婦をターゲットにした場合は、ショッピングモールの中や住宅エリアが中心となります。

3.技術力を高めつづける

集客のためには宣伝も大切ですが、それと同時に技術力でアピールすることも必要です。リフレクソロジーには大きく分けて西洋式と東洋式がありますが、民間資格にも日本リフレソロジスト認定機構(JREC)、一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)
、日本ヒーリングリラクゼーション協会(JHRS)、一般社団財団法人日本整体セラピスト認定協会など様々な団体が主催する異なる資格があります。そのため、新しい技術や知識を取り入れ続け向上していくことが、安定した経営にもつながるでしょう。

参考:https://www.dik.or.jp/wp/wp-content/uploads/2017/01/k_140918_1.pdf

↑pagetop