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若者のブームで再注目されるスーパー銭湯

スーパー銭湯とは

まずはスーパー銭湯について見ていきましょう。

スーパー銭湯とは、様々な種類の浴槽設備が備えられており、銭湯の持つ公衆浴場の機能にアミューズメント性を付加した施設であると言えます。スーパー銭湯は、銭湯と同じ「公衆浴場法」の範囲で管理されているものの、娯楽施設としての要素が高いことから「その他公衆浴場」に分類されます。そのため、各々の施設が自由な利用料金を決定できる施設です。

スーパー銭湯のビジネスモデル

次に、スーパー銭湯のビジネスモデルについて見ていきましょう。

1.若者と高齢者に人気のビジネスモデル

高齢者と若者を中心に、幅広く利用されているビジネスモデルです。スーパー銭湯というと、高齢者が利用するイメージが強いですが、近年「サウナブーム」や「銭湯ブーム」が見られ、その影響で若者の利用者数が増えていると考えられています。

2.付帯施設により収益増が目指せるビジネスモデル

スーパー銭湯は、アミューズメント性を付加している性格上、付帯施設による収益増が狙えるビジネスモデルです。飲食施設やマッサージ施設の他にも、ゲームセンターや個室の提供によって収益増が期待できます。スーパー銭湯では、入場料を低めに設定することで、付帯施設の利用を促しています。

3.集客の施策が幅広く打てるビジネスモデル

集客のために幅広い施策を打てるのが魅力的なビジネスモデルです。高齢者向けの施策では、演歌歌手などを呼んで食事施設を用いたライブハウス営業を行ったり、休憩スペースを地域交流イベントに活用したりすることが挙げられます。女性向けの施策では日替わりで美容に良いコラーゲン風呂を提供したり、レディースデーを導入して入場料を割引したり、化粧品のサンプルを配布したりするなど、様々な施策が可能です。

スーパー銭湯を取り巻く現状

1.銭湯が厳しい状況の中、スーパー銭湯は好調

厚生労働省によると、20年間で銭湯の数は約44 %に激減する中で、スーパー銭湯等の施設数は増加傾向にあります。男性・高齢者層の支持は根強く、近年の「サウナブーム」「銭湯ブーム」の流れに乗って若者の利用者数も増えています。近年、利用者は銭湯・スーパー銭湯の利用を検討する際に、インターネットの検索サイトを用いる割合が最も高く、アミューズメント性があるスーパー銭湯は比較的優位な位置付けにあると考えられます。

2.固定客の獲得が売上増のカギ

スーパー銭湯は、固定客の獲得が売上増のカギとなります。厚生労働省によると、行きつけの銭湯・スーパー銭湯がある人の割合は65 %とされています。行きつけの銭湯・スーパー銭湯がある理由の上位には「交通アクセス」「入浴施設が良いから」「施設が清潔だから」などが挙げられます。

スーパー銭湯がオススメの方

スーパー銭湯のビジネスモデルがおすすめの方は、以下の通りです。

・エネルギーの調達ノウハウがある、エネルギー業界の方

・広大な土地を保有している、地主の方

・飲食提供ノウハウがある飲食店の方

上記のような方々は、ノウハウや資産を活かして固定費を抑えて安定した経営を行えるため、おすすめのビジネスモデルです。

成功のポイントは?

最後に、スーパー銭湯の成功のポイントを押さえておきましょう。

1.行きつけとなるような店づくり

まずは、行きつけとなるような店づくりが必要です。施設を清潔に保つのは必須です。また、サウナを利用する人や高齢者はリピーターとなりやすいため、最新のサウナ施設の導入やジャグジー付き温浴施設、マッサージ器の導入などが効果的です。

2.利用シーンの提案による新規顧客の獲得

スーパー銭湯を普段利用しない層に向けた施策も重要です。子供向けスペースの設置や絵本読み聞かせイベントなどを企画してファミリー層の獲得や、健康体操イベントの開催による地域の新規顧客の獲得などを目指しましょう。

3.固定費の削減による安定した経営体制

スーパー銭湯は、固定費が高い傾向にあります。エネルギー契約や食事提供メニューの見直しによる固定費削減や、自動精算機・レンタル器の設置による人件費の削減が安定した経営のカギとなります。

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