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バッティングセンターのモデル

バッティングセンターがまずはどんなビジネスモデルを見ていきましょう。

1.若者にターゲットにしたビジネスモデル

学生や仕事帰りのサラリーマンなどに人気の施設です。ピッチングマシーンに硬貨を投入すれば、いつでも気軽にバッティングを楽しめることから、ゲームセンターのような感覚で利用されています。そのため、立地は学校や他の娯楽施設の近くであることが多いです。

2.一定の稼働率があれば収益が得やすいビジネスモデル

バッティングセンターは接客が不要なサービスであることから、人件費を低く抑えられるため、一定の稼働率を確保できれば収益が得やすいビジネスモデルです。

3.差別化のしやすいビジネスモデル

バッティングセンターは、他の娯楽施設・スポーツ用品店の併設や、ピッチングマシーンのシステムなどで差別化をしやすいビジネスモデルです。スクリーンにプロ野球選手が投影されるピッチングマシーンの導入や、ホームランランキングなどの導入によって、固定客の獲得を狙います。戦略に合わせた選択肢が多いことも魅力です。

■バッティングセンターとは

バッティングセンターは、スポーツ施設であるものの、ゲームセンターのような感覚で楽しめる娯楽施設です。300円前後の硬貨を投入すれば、手ぶらで20球~30球程度のバッティングを楽しめることから、若者の遊びの一つとして利用されています。

若者が立ち寄りやすい立地に店舗を構え、ホームラン賞やゲームセンターを併設することで固定客の増加をねらい、一定の稼働率を確保することで収益化を目指すビジネスモデルです。

バッティングセンターを取り巻く現状

バッティングセンターが伸びていく理由としては、以下のことが考えられます。

1.野球人口は減少傾向

レジャー白書2016によると、野球・キャッチボール・ソフトボールの参加人口は870万人とされています。年代別に見てみると、男性における10代の参加率は26 %、20代~40代の参加率は13 %前後です。野球人口は年々減少傾向にあります。その原因としては、野球道具を一式揃えるのに費用がかかることや、野球を実施するためには多くの人数が必要であることが挙げられます。

2.気軽に遊べるバッティングセンターの利用

内閣府「体力・スポーツに関する世論調査」によると、週1回以上のスポーツ実施率は年々上昇傾向にあり、令和2年度では59.9 %です。また、スポーツ・レクリエーション活動の多様化が進んでいます。

スポーツの実施率が上昇する一方で、単身世帯の増加や無縁社会の加速が進んでいます。

そのため、チームを組んで行うスポーツや対人で行うスポーツ人口は年々減少傾向にあります。以上のことから、1人でも手軽に野球を体験できるバッティングセンターの利用者は増加していくと考えられます。

 

バッティングセンターがオススメの方

バッティングセンターのビジネスモデルがおすすめの方は、以下の通りです。

・土地を活用して収益化したい地主の方

・相乗効果により顧客を増やしたい娯楽施設の方

・なるべく少ない管理工数で収益を獲得したいスポーツに興味のある方

上記のような方々は、バッティングセンターのメリットを活かして収益増を狙えるため、おすすめのビジネスモデルです。

成功のポイントは?

最後に、バッティングセンターの成功ポイントを押さえておきましょう。

1.若者が利用しやすい店づくり

まずは、若者が利用しやすい店づくりが重要です。市街地であれば、他の娯楽施設や学校の近くも店を構えること、郊外であれば車で利用しやすいように駐車場などを整備できる立地に店を構えることが効果的で、「アクセスしやすい」店づくりが必要です。

2.固定客の獲得

ホームラン賞やポイント制度、ランキング制度の導入などを行い固定客を獲得することが重要です。他にも、対戦型のピッチングマシーンやアミューズメント性の高い機器を導入することがポイントです。

3.近隣施設との相乗効果

他の娯楽施設との提携による利用者増が重要です。若者の遊びの選択肢の一つとなるように、他の娯楽施設と提携した割引キャンペーンを行うことや、スポーツ用品店の試し打ち施設として提供するなど、地域に合わせた施策を打ち出し、相乗効果を狙うことが成功のカギです。

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