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〜トレンドとECショップが鍵のアパレルショップ〜

■アパレルショップのビジネスモデル

1.実店舗経営

卸売業者から買い付けた衣服を実店舗で販売する形のビジネスモデルです。素材の生産から製品化、卸売までの工程が分業化されている場合もあれば、生産から店舗販売まで一括して1つのブランドで行う形もあります。

ブランドを立ち上げる場合には、認知度とターゲット層、価格設定が鍵となります。また、実店舗を持つ場合はテナント費用や人件費がかかるため、利益率の計算も欠かせません。

2.セレクトショップ

セレクトショップは、複数のブランドの衣服を仕入れ自店舗で販売するビジネスモデルです。
国内に実店舗を持たない海外ブランドや、まだあまり知られていないデザイナーの商品などをオーナー自身がバイヤーとなり買い付ける場合が多いです。

セレクトショップの場合、固定客をつけるためには、明確なコンセプト設定が重要となります。

3.ECショップ

ECショップは、インターネット上で販売する方式です。ECショップを立ち上げる方法には、楽天やAmazonなどのECショッピングモールに出店する、BASEなどのプラットフォームにネットショップを立ち上げるなどの方法があります。

自作のプラットホームでない場合、売上から手数料が引かれるため実店舗のテナント料金と同じく、利益率を検討する必要があります。

■アパレルショップの取り巻く現状

1.アパレル・ファッション業界全体は縮小傾向

アパレル・ファッション業界は、全体としては90年代を境に縮小傾向にあります。

矢野経済研究所「繊維白書」によると91年には15.3兆円であった国内衣料品市場が2013年には10.5兆円まで減少しています。背景としては経済の低迷と、低価格帯ブランドの台頭が挙げられます。

2.EC業界が活発化

縮小傾向のあるアパレル・ファッション業界ですが、EC業界は活発化を見せています。繊研新聞の調査によると、20年度ファッションEC市場は1兆5000億円と推定されています。これは19年度推計値1兆2100億円と比べて23.9%の伸び率です。また、ファッション市場のEC比率は、2015年の7.8%から2020年の17.8%まで成長しています。

3.実店舗のショールーミング化が深刻

実店舗のショールーミング化とは、実物商品を見るためだけに実店舗に訪れ、購買はネットでするという顧客層の傾向です。テナント料や人件費がかからないネットショップは、実店舗より低価格で同商品が手に入ることも少なくありません。ショールーミング化の対策のためには、実店舗で購入することのメリットを訴求する必要があります。自社内でもECサイトを開設し、実店舗と並行したキャンペーンやクーポン配布を積極的に行うなどの工夫が必要です。

■おすすめの方

アパレルショップがおすすめの方は、以下の通りです。
・ファッションが好き
・トレンドに敏感である
・SEO戦略が得意

上記のような方々は、トレンドの移り変わりが早く、ECショップ運営が鍵となるアパレルショップを成功できるため、おすすめのビジネスモデルです。

■成功のポイント

1.ECショップに力を入れる

実店舗の有無に関わらず、ECショップの運営を行うことは今後アパレル業界において成功する大きな鍵となるでしょう。
ECショップの弱点は、実物を手に取って見られないという点があるため、それをいかに克服し販売につなげるかがポイントです。

詳細な商品写真を掲載しディティールまで確認できるようにする、SNSの口コミを活用するなどはECショップの販売促進の方法の一例です。

2.ブランドを育てる

既存のブランドを仕入れ販売すると、仕入れから販売までに多くの仲介業者が関わることになり、仕入れ値が高くなります。
なるべく生産の初期段階で仕入れ、仲介の数を少なくすれば原価が安くなり、利益率を上げることができます。

そのためには、オリジナルブランドを立ち上げるのも方法の1つです。人気ブランドへ育てるためには、インフルエンサーと提携するなどのマーケティング戦略も必須となります。

参考:
https://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/seizou/apparel_supply/pdf/report01_03_00.pdf
https://senken.co.jp/posts/fashion-ec-2019-210916

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