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〜パンの品質と宣伝が鍵となる冷凍パンEC〜

■冷凍パンECのビジネスモデル

1.大型ECモールに出店

冷凍パンの販売ができるプラットフォームには、総合ジャンルの大型ECモールである楽天市場やAmazonの他、パン専門のECサイトもあります。
2020年前後からパン専門のECサイトが続々オープンしており、「パンフォーユー」「ぱん結び」などはパン専門のプラットフォームの一例です。

ECモール出店のメリットは、マネジメントのサポートが受けられ、集客もしやすい点です。一方で売上からフィーバックが取られるというデメリットもあります。

2.独自にネットショップを立ち上げる

自身でネットショップを立ち上げ、EC販売するビジネスモデルです。すでに知名度のあるパン屋の実店舗を経営している場合や、ネットマーケティングに自信がある場合は、独自のサイトを構築するのもよいでしょう。

大型ECモールの集客力を借りることはできませんが、自由な経営ができ、利益は全て自社に還元されるのがメリットです。

■冷凍パンECの取り巻く現状

1.市場ニーズは拡大傾向

矢野経済研究所の調査によると、冷凍パン生地・冷凍パンの市場は2016年度から2019年度までの間は1664億円から1824億円まで成長しました。
その後、2020年のコロナ禍開始で一時期売上が減少しましたが、予測によると2022年度には1809億円まで回復し、2025年度には1994億円まで成長すると見込まれています。

2019年度以前は、パンの製造設備を持たない飲食店や施設からの発注が主でしたが、コロナ禍後はEC販売による一般家庭のニーズが高まっていくと考えられます。

2.関係資格の取得が必要

冷凍パンEC販売を行うには、必要な関係資格があります。以下の資格はその一例です。
・食品衛生責任者
・菓子製造業の営業許可
・飲食店営業許可
・食品表示法に基づく食品表示ラベルの作成

どの資格が必要になるかは、販売する商品内容と各自治体によって異なる場合があるため、販売開始前にしっかりと調査することが大切です。

3.特殊冷凍技術による可能性の拡大

冷凍パンEC市場が拡大したことの背景には、特殊冷凍技術の進歩があります。これまでは、冷凍するとパンの品質が落ち商品として販売できないという認識が一般的でした。

しかし、現在では最新の技術により、パンを焼きたての状態で凍結し、解凍後に焼きたての味を提供できるようになっています。

焼きたての状態を保存できる冷凍技術の導入により、商品ロスの減少や需給調整、人手不足の改善につながっています。

■おすすめの方

冷凍パンECがおすすめの方は、以下の通りです。
・パン作りが好き
・ネットマーケティング戦略が得意
・食品関連の資格を持っている

上記のような方々は、パンの品質と宣伝が鍵となる冷凍パンECの経営を成功できるため、おすすめのビジネスモデルです。

■成功のポイント

1.安価な製造作業場を選択する

従来の店舗販売型のパン屋は、販売する店舗と製造作業場を隣接させる場合が多く、ある程度のテナント面積が必要な上に、集客性の高い立地を選ばなければならずテナント料がかさむという課題がありました。

冷凍パンEC販売の場合は、パンを焼く窯と保存用の冷蔵庫さえあればどこでも営業が可能なため、安い物件を選択しコスト削減することができます。

実店舗を持つ場合でも、パンの長期保存が可能なため、店舗と製造作業場を分けて設置することが可能です。

2.健康志向の顧客をターゲットとする

一般顧客に冷凍パン販売が受け入れられている背景には、健康志向の高まりがあります。
これまでのパンは一定期間品質を保つためには、保存料や添加物が欠かせないものでした。

しかし、急速冷凍パンは保存料や添加物を必要としないため、健康志向の顧客のニーズに応えるものとなっております。

そこで、原料に国産のみを使用するなど、品質にこだわった商品開発を行い、健康志向の顧客の心を掴むことが成功の鍵となるでしょう。

参考:https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2819

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