■どんなモデルか
語学力や異文化でのコミュニケーション経験を活かして行う、通訳業とはどのようなビジネスモデルでしょうか。
①語学の専門家としてプロフェッショナルサービスを提供
外国語のニーズは日に高まるところでありますが、まだ日本語のみでのコミュニケーションが出来ない人もいるため通訳業のニーズがあります。
最近ではYoutubeを利用して知名度を上げて、集客に役立てる若手の通訳プロもいると思われます
②美容特化型、経済特化型、等得意分野を活かしたスタイル
通訳業は、単に外国語を訳すことができれば良いわけではなく、一定のニーズがある分野への強みがあれば他と差別化をすることができます。
美容や経済に強い人は自分の得意分野で独立することができますし、宣伝にもなるでしょう
③ネットで集客が可能なビジネスモデル
通訳は、動画メディアなどのSNSやインターネットとの親和性が高く、メディアと連携して潜在的な顧客の掘り起こしが可能です。
BtoCの仕事なので、SNSで質の高い発信を行っていると、自然と集客も可能になってくるでしょう。
■業界動向やトレンドについて
2020年はコロナの影響で、2020年度の上半期に関して言えば、国際的なイベントや展示会、学会が軒並みキャンセルになるなどの影響がありました。
しかしながら、2021年以降はコロナによる影響もややマシになってきたことから国際学会等のイベントも復活の兆しがあるでしょう。
海外とのコミュニケーションが多くなっている状況ですので、引き続き堅実な通訳のニーズはある者と見受けられます。
また通訳業はリモートワークとの親和性が高いので、場所を選ばずに通訳業をZoom等ですることができるので、その点でも副業も含めてトライしやすいという特徴があります。
■通訳業がおすすめの方
外資系企業勤務や、海外留学の経験を踏まえて以下の素質がある方は通訳業は適しているでしょう。
・異文化コミュニケーションが好きな方
・外資系企業経験者
・スマートフォンのアプリ、SNS、動画の活用が得意な方
既にコモディティ化しつつある通訳サービスに関してSNSやウェブを駆使しながら集客し、サービスを拡充する能力が必要です。
■成功のポイントは?
通訳のビジネスモデルの成功ポイントを押さえておきます。
①サービスの差別化をすること
どのようなビジネスでも同じですが、周りと同じ事をやっていても稼げるようにはなりません。
そのため普段から通訳業を行う上での自分の専門性(ビジネス、経済など)を意識して、周りと差別化を図ることが重要です。
②SNSでの露出
通訳業は、動画メディア等のSNSとの相性が良いです。
メディアやSNSでの露出もいとわず人気者になるというスタンスでいくと集客も容易で、営業に時間やお金をかけずに成功できる確率も高まります。
③サービスの質と量の拡充
通訳業は常に仕事があるとは限りません。
そのためスポットで通訳業をこなすことも重要ですがYoutubeのアカウントを作成し動画再生回数を稼ぐ、インスタを活用するなどのアプローチでストック化できるビジネスモデルを確立することで負担を減らすこともできるでしょう。
他にもあえて英語以外の通訳サービスを展開することで激しい競争を交わすこともできるでしょう