New business Column
新規事業コラム
2024.06.10

プロジェクトマネジメントとは? 手法や実施のポイントなど基本を解説

1. プロジェクトマネジメントとは

プロジェクトマネジメントとは、特定の目標を達成するために、計画、実行、監視、管理、および締めを行う体系的なアプローチのことであり、その枠組みや具体的な手法も含みます。一般的に、プロジェクトマネジメントのプロセスは一般的に以下の5つのフェーズに分かれます。

1-1立ち上げ
プロジェクトの目標を明確にすることが肝です。以下、「新しいスマートフォンの開発プロジェクト」を例に解説します。
会社が市場調査を行った結果、新しいスマートフォンの開発を決定。経営陣から正式な承認を得て、プロジェクトの目的を「市場に革新的なスマートフォンを投入すること」と設定。主要なステークホルダーとして経営陣、開発チーム、マーケティング部門、財務部門を特定し、プロジェクトチャーターを作成することが立ち上げフェーズにあたります。

1-2計画
目的が決まったら、プロジェクトの範囲、スケジュール、コスト、リソース、リスクなどを詳細に計画します。スマートフォン開発プロジェクトで言えば、開発チームが集まり、スマートフォンの機能要件を詳細に定義。各機能の開発スケジュールを設定し、必要なリソース(技術者、設備、予算)を見積もる。リスク管理計画を策定し、リスクとして技術的な課題や市場競争を挙げ、それに対する対応策を準備することが計画フェーズです。

1-3 実行
計画された作業を実施し、プロジェクトを進行させます。設計チームが具体的なデザインを作成し、プロトタイプを製造。開発チームがソフトウェアの開発を開始し、ハードウェアとの統合テストを実施。マーケティング部門はプロモーション戦略を立案し、準備を進めることが実行フェーズです。

1-4 監視・制御
プロジェクトの進行状況を監視し、必要に応じて計画を調整します。
プロジェクトマネージャーが定期的に進捗会議を開催し、各チームの状況を確認。予算やスケジュールの進捗をモニタリングし、遅延やコスト超過が発生した場合は迅速に対策を講じる。例えば、開発段階で予期せぬ技術的問題が発生した場合、その問題を解決するための追加リソースを投入する決定を行うことが監視・制御フェーズです。

1-5 終結
最後にプロジェクトを正式に完了させ、成果物を引き渡します。
スマートフォンの製品が完成し、市場投入の準備が整う。プロジェクトチームは最終チェックを行い、製品の品質を保証。経営陣に最終報告を行い、製品を正式にリリース。プロジェクト終了後、チームで振り返りを行い、成功点と改善点を整理することが終結のフェーズです。

2. プロジェクトマネジメントの必要性

プロジェクトマネジメントが必要な理由は、組織が効率的にリソースを使用し、目標を達成し、リスクを管理するためです。以下に具体的な理由を詳しく説明します。

2-1. 明確な目標設定と達成
プロジェクトマネジメントは、プロジェクトの目標を明確に定義し、その達成に向けた具体的な計画を立てます。これにより、全員が同じ目標に向かって効率的に作業できます。
スマートフォンプロジェクトで例えれば、市場に投入する新しいスマートフォンの仕様、機能、リリース日を明確に設定し、それに基づいたスケジュールを策定することがこれにあたります。

2-2.効率的なリソース管理
プロジェクトマネジメントは、リソース(人材、資金、時間など)を最適に配置し、無駄を最小限に抑えます。例えば、開発チームがデザインフェーズとプロトタイプ製作フェーズを効率よく進行できるように調整することがこれにあたります。

2-3. リスク管理
プロジェクトには多くのリスクが伴います。プロジェクトマネジメントは、これらのリスクを事前に特定し、対策を講じることで、プロジェクトの成功確率を高めます。
例えば、新技術の採用による開発遅延リスクを特定し、予備の計画や追加のリソースを準備することがこれにあたります。

2-4. コミュニケーションの強化
プロジェクトマネジメントは、チーム内外のステークホルダーとのコミュニケーションを円滑にし、情報の共有を確実にします。例えば、定期的な進捗会議や報告書を通じて、プロジェクトの進行状況や問題点を関係者全員に伝え、フィードバックを得ることがこれにあたります。

2-5. 品質管理
プロジェクトマネジメントは、プロジェクトの品質を確保するためのプロセスと基準を設定します。これにより、期待された品質を保つことができます。例えば、プロトタイプ段階での機能テスト、量産前の最終検査などがこれにあたります。

2-6. スケジュール管理
プロジェクトマネジメントは、厳格なスケジュール管理を通じて、プロジェクトの遅延を防ぎます。これにより、納期を守ることができます。例えば、各タスクの開始日と終了日を設定し、進捗を定期的にレビューすることで、遅延の兆候を早期に発見し、対策を講じることがこれにあたります。

2-7. 予算管理
プロジェクトマネジメントは、予算を適切に管理し、コストオーバーランを防ぎます。これにより、プロジェクトが計画通りのコストで完了します。例えば、 各フェーズごとのコストを詳細に見積もり、実際の支出を定期的にモニタリングし、必要に応じて調整することがこれにあたります

2-8. プロジェクトの終結と評価
プロジェクトマネジメントは、プロジェクトの終結と成果物の引き渡しをスムーズに行い、プロジェクトの成功点と改善点を評価します。例えば、新製品が市場に投入された後、プロジェクト全体の振り返りを行い、成功した点や改善が必要な点を整理し、次のプロジェクトに生かすことがこれにあたります。

3. プロジェクトマネジメントに必要なスキル

プロジェクトマネジメントに必要なスキルは多岐にわたります。以下では、新しいスマートフォンの開発プロジェクトを例にとり、それぞれのスキルを具体的に説明します。

3-1. 計画スキル
新しいスマートフォンの開発プロジェクトで、プロジェクトマネージャーは全体のプロジェクト計画を立案します。これには、市場調査、設計、プロトタイプ製作、ソフトウェア開発、テスト、製造、マーケティングの各フェーズを含みます。それぞれのフェーズに対して詳細なスケジュール、予算、リソース計画を策定し、全体のタイムラインを作成します。

3-2. コミュニケーションスキル
プロジェクトマネージャーは、開発チーム、デザインチーム、マーケティングチーム、製造チーム、経営陣など、様々なステークホルダーとの効果的なコミュニケーションを維持する必要があります。定期的な進捗会議を開催し、進捗状況や課題を共有する。また、各チームからのフィードバックを収集し、それをプロジェクト計画に反映させます。

3-3. リーダーシップスキル
プロジェクトが困難な状況に直面した場合、プロジェクトマネージャーはチームを導き、モチベーションを維持する必要があります。例えば、プロトタイプの製作が遅れている場合、原因を特定し、解決策を講じ、チームを鼓舞してスケジュール通りに進めるようリードします。

3-4. リスク管理スキル
新しいスマートフォンの開発には多くのリスクが伴います。例えば、新しい技術の導入に伴うリスク、部品供給の遅れ、予算の超過などです。プロジェクトマネージャーはこれらのリスクを事前に特定し、リスクマトリックスを作成し、各リスクに対する対策を策定します。

3-5. 問題解決スキル
開発中に予期せぬ問題が発生することがあります。例えば、ソフトウェアのバグが発見された場合、プロジェクトマネージャーは技術チームと協力して原因を特定し、迅速に修正するための計画を立てます。また、問題解決のための代替案を検討し、最適な解決策を選択します。

3-6. 交渉スキル
サプライヤーやベンダーとの交渉もプロジェクトマネージャーの重要な役割です。例えば、部品供給の契約条件や価格について交渉し、コストを抑えつつ品質を確保するための最適な条件を引き出します。また、チームメンバー間の役割分担やリソースの割り当てについても、調整と交渉を行います。

3-7. 組織管理スキル
プロジェクトマネージャーは、複数のチームや部門を効果的に統率し、全体のプロジェクトを管理します。例えば、開発チームと製造チームの連携を強化し、デザインの最終決定が遅れないように調整します。また、全てのチームがスムーズに協力できるように組織構造を整えます。

3-8. 財務管理スキル
プロジェクト予算の管理も重要です。新しいスマートフォンの開発には多額の費用がかかるため、予算の超過を防ぐために、各フェーズのコストを詳細に見積もり、実際の支出をモニタリングします。例えば、開発コストが予想を超過した場合、他のフェーズでのコスト削減策を検討します。

3-9. 時間管理スキル
プロジェクト全体のスケジュールを管理し、各タスクが期限内に完了するように調整します。例えば、ソフトウェア開発チームが遅れている場合、追加のリソースを投入して進捗を加速させる。また、重要なマイルストーンを設定し、その達成を確認しながらプロジェクトを進めます。

3-10. 品質管理スキル
プロジェクトの各フェーズで品質を確保するためのプロセスを導入します。例えば、プロトタイプ製作段階での品質チェック、量産前の最終検査などを徹底して行い、最終製品が市場の期待に応える品質を確保します。テスト工程でのバグ発見や、製品の耐久性テストを通じて品質を確認します。

4. プロジェクトマネジメントを行ううえでの注意点

プロジェクトマネジメントを行う際には、特に過剰なスコープ拡大(スコープクリープ)を防ぎ、進捗状況を定期的に確認することが重要です。対策について、具体例を挙げながら見ていきましょう。

4-1明確なプロジェクト目標とスコープの設定
注意点: プロジェクトの目標やスコープが曖昧だと、方向性がぶれやすく、リソースの無駄遣いや進捗の遅れが発生する。
具体例: 新しいスマートフォンの開発において、ターゲット市場、主要機能、性能要件などを明確に設定することが重要です。例えば、「市場で最も高性能なカメラを搭載するスマートフォンを開発する」という明確な目標を設定します。
対策: プロジェクト開始時にステークホルダー全員で目標とスコープを確認し、文書化して共有します。定期的に見直し、必要に応じて修正します。

4-2 スコープクリープの防止
注意点: プロジェクトの進行中に要求が追加され続けると、スコープが拡大し、リソースの不足やスケジュールの遅延を引き起こす。
具体例: スマートフォンの開発中に、追加の機能要求が次々と発生し、当初の計画ではカバーできなくなる場合があります。
対策: 変更管理プロセスを確立し、追加の要求が発生した場合は、その影響を評価し、必要な場合はプロジェクト計画を修正します。追加の要求はすべて文書化し、ステークホルダーの承認を得てから実施します。

4-3. 進捗管理の継続
注意点: プロジェクトの進捗を適切に管理しないと、スケジュールの遅延やリソースの無駄遣いが発生する。
具体例: 開発スケジュールがずれ込むと、最終製品のリリースが遅れ、市場投入のタイミングを逃してしまう可能性があります。
対策: ガントチャートやバーンダウンチャートを用いて、進捗状況を常に可視化します。定期的な進捗レビューを行い、スケジュールの遅延を早期に発見し、対応策を講じます。

4-4. チームのモチベーション維持
注意点: チームのモチベーションが低下すると、生産性が下がり、プロジェクトの進行に悪影響を及ぼす。
具体例: 長期にわたる開発プロジェクトでは、メンバーの疲労やストレスが蓄積し、モチベーションが低下することがあります。
対策: チームビルディング活動や、適切な休息を取る機会を提供します。また、成果を認め、定期的にフィードバックを行うことで、メンバーのモチベーションを維持します。

5. アジャイル型プロジェクトマネジメントの重要性

アジャイル型プロジェクトマネジメントとは、柔軟性と迅速な対応を重視し、顧客の要求に迅速に応えることができる有効なプロジェクトマネジメント手法です。従来のウォーターフォール型のアプローチに比べて柔軟性があり、変化に対応しやすいことが特徴です。そのメリットは多岐にわたりますが、いくつかを具体例とともに挙げてみましょう。

5-1. 迅速な対応と適応力
メリット: 市場や技術の変化に迅速に対応できる。
具体例: スマートフォンの開発中に、新しい画期的な技術が市場に登場した場合、アジャイルプロジェクトマネジメントでは、その技術を迅速に取り入れることができます。例えば、新しいカメラ技術が発表された場合、スプリント(短期間の開発サイクル)の計画を柔軟に変更し、次のスプリントでその技術を試験的に実装します。

5-2. 継続的なフィードバックと改善
メリット: 短期間で製品の一部を完成させ、頻繁にフィードバックを得ることで、製品の品質とユーザー満足度を向上させる。
具体例: プロトタイプが完成するたびに、ユーザーテストを実施し、ユーザーからのフィードバックを収集します。そのフィードバックを基に、次のスプリントで改良点を反映させる。例えば、ユーザーインターフェース(UI)が使いにくいとのフィードバックがあれば、次のスプリントでUIの改良を優先します。

5-3. チームのコラボレーションの強化
メリット: 開発チーム間のコミュニケーションとコラボレーションが強化される。
具体例: デザインチームと開発チームが密接に協力し、デイリースクラム(毎日の短いミーティング)を通じて進捗状況や課題を共有します。例えば、デザイン変更が必要になった場合、その情報を迅速に共有し、開発チームがすぐに対応できるようにします。

5-4. リスクの早期発見と対応
メリット: リスクを早期に発見し、迅速に対応することで、プロジェクトの成功確率を高める。
具体例: スマートフォンのソフトウェア開発中に、ある機能の実装が技術的に困難であることが早期に判明した場合、スプリントレビューでその問題を取り上げ、代替案を検討します。例えば、特定のセキュリティ機能が難しい場合、代替のセキュリティソリューションを探る。

5-5. 柔軟なスコープ管理
メリット: プロジェクトのスコープ(範囲)を柔軟に調整できるため、重要な機能を優先して開発できる。
具体例: 市場のニーズやユーザーの要求が変わった場合、プロダクトオーナーがバックログ(未実施のタスクリスト)を再評価し、優先順位を変更します。例えば、新しいスマートフォンに特定のソフトウェア機能が必須だと判明した場合、その機能の開発を優先順位の上位に移動します。

5-6スマホ開発プロジェクトにおけるアジャイルの適用例
5-6-1プロジェクトの開始
プロダクトバックログの作成: プロダクトオーナーがユーザーのニーズや市場調査に基づいて、スマートフォンの機能や仕様をバックログに記載します。例えば、カメラ機能、バッテリー寿命、スクリーン解像度など。

5-6-2スプリントプランニング: チームがバックログの項目から優先順位の高いものを選び、次のスプリントで取り組むタスクを決定します。例えば、最初のスプリントでは基本的なUI設計と基本機能の実装を行うことにします。

5-6-3スプリントの実行
デイリースクラム: 毎日の短いミーティングで、チームメンバーが進捗状況を共有し、課題を報告します。例えば、ソフトウェア開発者がバグの発生を報告し、解決策をチームで検討します。

5-6-4スプリントレビューとリトロスペクティブ: スプリントの終わりに、完成した機能をステークホルダーにデモし、フィードバックを得ます。また、リトロスペクティブではスプリント中の課題と改善点を話し合います。例えば、ユーザーからのフィードバックを基に、次のスプリントでUIの改良を行うことを決定します。

5-6-5継続的な改善とリリース
インクリメンタルなリリース: 各スプリントで完成した機能を少しずつリリースし、市場やユーザーからのフィードバックを迅速に収集します。例えば、ベータ版のリリースを通じて、ユーザーの初期反応を確認します。

5-6-6アジャイルメトリクスの活用: ベロシティ(作業の速度)やバグの発生率などのメトリクスをモニタリングし、プロジェクトの進行状況を評価します。例えば、ベロシティが低下した場合、その原因を分析して対策を講じます。

5-7まとめ
具体例として、アジャイル型プロジェクトマネジメントを新しいスマートフォンの開発プロジェクトに適用することで、迅速な対応力、継続的なフィードバックと改善、チームのコラボレーションの強化、リスクの早期発見と対応、柔軟なスコープ管理など、多くのメリットが得られることが分かったと思います。つまり、アジャイル型プロジェクトマネジメントを採用することによって、プロジェクトの成功確率が高まり、最終的に高品質な製品を市場に投入することが可能となります。

6.プロジェクト遂行の管理ツール

プロジェクトマネジメントの遂行には、さまざまな管理ツールを活用することで効率的にプロジェクトを進行できます。以下に、代表的なプロジェクト管理ツールとそれぞれの特徴、メリット、デメリットを詳しく説明します。

6-1. Trello
特徴: Trelloはカンバン方式のプロジェクト管理ツールで、タスクをカードとして視覚的に管理できます。
メリット:直感的な操作: ドラッグアンドドロップでカードを移動でき、使いやすい。
柔軟性: ボードやリスト、カードを自由にカスタマイズできる。
コラボレーション機能: チームメンバーとリアルタイムで共同作業が可能。
デメリット:機能の限界: 大規模なプロジェクトや複雑なタスク管理には機能が不足する場合がある。レポート機能の不足: 詳細なレポート作成には向いていない。
具体例: スマートフォン開発プロジェクトでは、設計、開発、テスト、リリースといった各フェーズをリストとして設定し、それぞれのタスクをカードで管理する。

6-2. Asana
特徴: Asanaは、タスク管理、プロジェクトの追跡、チームコラボレーションを統合的に行えるツールです。
メリット:タスク管理: タスクの依存関係を設定できる。リストビュー、カンバンビュー、カレンダービューなど、複数のビューを提供。
統合機能: 多くのアプリケーションと統合可能(Google Drive、Slackなど)。
デメリット:複雑な設定: 初心者には設定や使い方が複雑に感じることがある。高コスト: 有料プランが比較的高価。
具体例: スマートフォンの新機能開発タスクを依存関係で整理し、進捗をカンバンビューで視覚化する。また、カレンダービューで重要なマイルストーンを追跡する。

6-3. Microsoft Project
特徴: Microsoft Projectは、プロジェクト計画、スケジュール管理、リソース割り当てを行うための強力なツールです。
メリット:詳細な計画: ガントチャートで詳細なプロジェクト計画を立てられる。リソースの割り当てと管理が強力。
統合性: Microsoft Office製品との高い互換性。
デメリット:コスト: ソフトウェアのライセンスが高価。 操作が複雑で、習得に時間がかかる。
具体例: スマートフォン開発の全フェーズにわたる詳細なプロジェクト計画をガントチャートで作成し、各タスクに必要なリソースを割り当てる。

6-4. Jira
特徴: Jiraは、アジャイルプロジェクト管理に特化したツールで、ソフトウェア開発に広く使用されています。
メリット:スプリントの計画、バックログの管理、バーンダウンチャートなど、アジャイル手法に最適。 多くのプラグインやアドオンで機能を拡張可能。バグやタスクのトラッキングが強力。
デメリット:設定が複雑で、初心者には難しいことがある。大規模チーム向けの有料プランが高価。
具体例: スマートフォンソフトウェアのスプリント計画をJiraで管理し、各スプリント終了時にレビューとレトロスペクティブを行う。バグ追跡もJiraで行い、開発チームが迅速に対応できるようにする。

6-5. Basecamp
特徴: Basecampは、プロジェクト管理、タスク管理、ファイル共有をシンプルに行えるオールインワンツールです。
メリット:使いやすいインターフェースで初心者にも優しい。メッセージボード、チャット、ファイル共有などが統合されている。大規模チームでも月額固定料金で利用できる。
デメリット:複雑なプロジェクト管理には機能が不足する場合がある。他のツールと比べてカスタマイズ性が低い。
具体例: スマートフォン開発プロジェクトのタスクをBasecampで管理し、チームメンバーがメッセージボードでコミュニケーションを取りながら進捗を共有する。

6-6. Monday.com

特徴: Monday.comは、ビジュアルなプロジェクト管理ツールで、カスタマイズ性が高く、チームのワークフローを柔軟に管理できます。
メリット:視覚的にタスクを管理できる。フォームやボードを自由にカスタマイズできる。
統合機能: 多くのアプリケーションと連携可能。
デメリット:大規模チーム向けの有料プランが高価。機能が豊富で、設定が複雑に感じることがある。
具体例: スマートフォンの開発タスクをMonday.comのカスタムボードで管理し、各フェーズの進捗をビジュアルで追跡する。

6-7まとめ
各ツールはそれぞれの特徴とメリット・デメリットを持っており、プロジェクトの規模や複雑さ、チームのニーズに応じて適切なツールを選択することが重要です。新しいスマートフォンの開発プロジェクトでは、以下のような選択が考えられます:

小規模プロジェクト: TrelloやBasecampのようなシンプルで使いやすいツールが適しています。
中規模プロジェクト: AsanaやMonday.comのように、タスク管理とコラボレーション機能が充実しているツールが有効です。
大規模プロジェクト: Microsoft ProjectやJiraのように、詳細な計画とリソース管理、アジャイル対応が必要なツールが適しています。

これらのツールを効果的に活用することで、プロジェクトの進行がスムーズになり、成功に近づけることができます。

7.プロジェクトマネジメントに関する資格

プロジェクトマネジメントの知識とスキルを証明するための資格として、PMP(Project Management Professional)、PRINCE2、CAPM(Certified Associate in Project Management)などがあります。これらの資格を取得することで、プロジェクトマネージャーとしての信頼性と市場価値が向上します。

8.船井総研の新規事業開発支援コンサルティングの特徴

①新規事業専門のコンサルタントが直接サポート

単なる案の作成にとどまらない、事業立ち上げを経験しているからこその厳しい視点から事業案を評価し、ブラッシュアップしていきます。事業案に応じて、弊社業種別コンサルタントの知見も導入します。

②自社の強みを活かした事業案の立案

自社の強みについての認識を各部署から集約し、多数の企業をご支援させて頂いている弊社コンサルタントの外部の視点も加えて、自社の強みを特定します。

③会社トップ層に刺激を与え、新しいことを考え続ける組織能力を獲得

各自が事業を自分で完成させるため、様々な未知の領域の情報を収集し、足を使って現場に行って調査する経験を積んで頂くことで、新しいことを考える癖付けができます。船井総研の新規事業開発コンサルティングサービスは、新規事業開発の進め方・勝てる戦略・計画の立案から事業案探し、評価、立ち上げ、展開に至るまで、幅広いサポートをご提供します。経験豊富なコンサルタントが最新のデータやノウハウをもとに、企業様の新規事業開発をご支援いたします。

 


執筆: B-search

Related Column 関連コラムはこちら

Hot Column 人気記事一覧

↑pagetop