令和時代に注目すべき新規事業～保険ショップ編～

「保険」と聞くと少し難しいイメージがありますが、そのような保険を利用しやすくしてくれるビジネスとして「保険ショップ」があります。保険ショップとはどのような事業で、市場はどのようになっているのかここではみていきます。

保険ショップとは

保険ショップとは複数の保険会社の商品を取り扱い、利用者の要望に沿った商品を提供してくれる店舗のことを指します。種類も多く、少し難しいイメージのある保険商品を分かりやすいガイドがついた上で購入することができるのです。従来は店舗での対応がメインでしたが、近年ではオンラインでの対応も増えてきています。コロナ渦の中ではどこまでオンラインで対応していけるかが、売上を伸ばしていけるかのカギとなりました。今後も「オンライン化」が進む中で、オンラインへのシフトが進んでいくと予想されます。

保険ショップの市場

次に保険ショップの市場を、弊社が行った保険ショップの市場調査を元にみていきます。
まずは、保険ショップの利用人数です。市場調査を通じて、利用率が15.9%という結果になったため、これを日本の15~64歳人口と掛け合わせると利用人数は約1,182万人であることがみえてきます。
次に利用頻度をみてみると、「年に1回かそれよりも少ない」と回答した利用者が1番多くなった一方、「ほぼ毎日」～「年に1回かそれよりも少ない」という利用者がそれぞれ一定数いることが分かりました。
最後に、利用額をみていくと、平均利用額は2,950円という結果となった一方、「無料」と回答した利用者も多くなりました。これは商品の説明だけを聞いて購入には至らなかったケースが多くあったからだと推測されます。