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新規事業コラム
2022.09.16

令和時代に注目すべき新規事業~英会話教室編~

「習い事」をテーマにした事業は多数存在しますが、その中の一つに「英会話教室」があります。英会話教室とはどのような事業で、市場はどのようになっているのかここではみていきます。

英会話教室とは

英会話教室とは利用者が講師から英語についてレクチャーを受け、英語を身に着けるサービスのことを指します。サービスの種類として、ビジネス向けから、日常会話、学生向けまで幅広いサービスが展開されています。

英会話教室事業の動向

英会話教室事業の近年の動向として、まず「パーソナルトレーニング型」の英会話教室が出現し注目を集めていることが挙げられます。2016年にRIZAPグループが
「RIZAP(短期間で減量目標を達成するノウハウ)」のノウハウを持ち込み展開したことが「パーソナルトレーニング型」の皮切りとなりました。「RIZAP」のノウハウが持ち込まれていることからも分かるように、「パーソナルトレーニング型」の英会話教室では講師が利用者にマンツーマンで付き、利用者にそれぞれに沿った指導が行われます。
また、他の近年の動向として「オンラインの」英会話教室への人気が堅調なことが挙げられます。これはやはり、コロナを気にせずに英会話教室に通いたいという需要が増えたためだと考えられます。

英会話教室事業の市場

次に英会話教室事業の市場を、弊社が行った英会話教室事業の市場調査を元にみていきます。
まずは、英会話教室の利用人数です。市場調査を通じて、利用率が11.9%という結果になったため、これを日本の15~64歳人口と掛け合わせると利用人数は約885万人であることがみえてきます。
次に利用頻度をみてみると、「年に1回かそれよりも少ない」と回答した利用者が1番多くなった一方、「ほぼ毎日」~「年に1回かそれよりも少ない」という利用者がそれぞれ一定数いることが分かりました。
最後に、利用額をみていくと、平均利用額は3,657円という結果となり、ここから利用者は平均して一般的な習い事と同程度の額を英会話教室に費やしていることがみえてきました。

まとめ

ここまで英会話教室事業についてみてきました。英会話教室事業は「パーソナルトレーニング型」が出現したように市場の細分化が進んでいると共に、コロナ渦に伴い「オンライン化」も進んでいます。グローバル化が進み今後も一定の需要が予想される中で、どのように市場が展開されていくかが注目されます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。「このコラムで紹介したデータの詳細を知りたい」「英会話教室市場に関してより理解を深めたい」という方は「市場調査レポート2022 英会話教室」を下記からダウンロードいただければと思います。

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執筆: B-search

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