「習い事」をテーマにした事業は多数存在しますが、その中の一つに「ダンス教室」があります。ダンス教室とはどのような事業で、市場はどのようになっているのかここではみていきます。
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ダンス教室とは
ダンス教室とは講師が受講者にダンスをレクチャーする教室のことを指します。一昔前まではシニアを対象にした「社交ダンス」教室がメインでした。しかし、2012年にヒップホップダンスが中学校の体育の授業で必修化されたことで、10代以下の若い層の間でダンスに対する注目が高まり、ダンスを習う人が増えました。実際にダンス教室の利用者層をみると、10代~20代の若い層の利用が1番多いです。
ダンス教室の市場
次にダンス教室の市場を、弊社が行ったダンス教室の市場調査を元にみていきます。
まずは、ダンス教室の利用人数です。市場調査を通じて、利用率が5.4%という結果になったため、これを日本の15~64歳人口と掛け合わせると利用人数は約401万人であることがみえてきます。
次に利用頻度をみてみると、「年に1回かそれよりも少ない」と回答した利用者が1番多くなった一方、「ほぼ毎日」~「年に1回かそれよりも少ない」という利用者がそれぞれ一定数いることが分かりました。
最後に、利用額をみていくと平均で2,546円という結果となり、利用者は一般的な習い事やジム通いと同じ相場感で利用していることがみえてきました。
まとめ
このようにダンス教室は若い層の流入により、利用者を増やしていきました。そして今後も、どのように領域を拡大していき、市場を発展させていくのかが注目されます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。「このコラムで紹介したデータの詳細を知りたい」「ダンス教室市場に関してより理解を深めたい」という方は「市場調査レポート2022 ダンス教室」を下記からダウンロードいただければと思います。
執筆: B-search