New business Column
新規事業コラム
2022.09.15

令和時代に注目すべき新規事業~家具・家電レンタル編~

近年「レンタル」「シェア」によるビジネスが増えていますが、その中の一つに「家具・家電レンタル」があります。家具・家電レンタルとはどのような事業で、市場はどのようになっているかをここではみていきます。

家具・家電レンタルとは

家具・家電レンタルとは生活に必要な家具や家電を借りることができるサービスのことを指します。冷蔵庫、掃除機、洗濯機などからベッドまで生活に必要な物を一通り揃えることができます。新生活や転勤の際に、家具・家電をそろえる手間やコストを抑えることができることから人気を集めるようになりました。今では、10兆円規模の家具・家電市場の数%を家具・家電レンタルが占めるとも言われるまで成長するようになりました。

家具・家電レンタルの市場

次に家具・家電レンタルの市場を、弊社が行った家具・家電レンタルの市場調査を元にみていきます。
まずは、家具・家電レンタルの利用人数です。市場調査を通じて、利用率が4.7%という結果になったため、これを日本の15~64歳人口と掛け合わせると利用人数は約349万人であることがみえてきます。
次に利用頻度をみてみると、「年に1回かそれよりも少ない」と回答した利用者が1番多くなった一方、「ほぼ毎日」~「年に1回かそれよりも少ない」という利用者がそれぞれ一定数いることが分かりました。
最後に、利用額をみていくと平均で3,228円という結果となり、利用者は、家具・家電を購入し長期で利用するよりも、家具・家電を利用する期間だけレンタルし、費用は安く済ませようとしていることが改めてみえてきました。

まとめ

このように家具・家電レンタル事業は「レンタル」「シェア」によるビジネスが増える中で、「家具・家電の購入の手間やコストを抑えたい」「利用する期間だけ使いたい」というニーズに応える形で市場を広げてきました。現在では家具・家電市場の数%を占めるとも言われるようになってきましたが、今後更なる発展をどのように遂げていくか注目されます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。「このコラムで紹介したデータの詳細を知りたい」「家具・家電レンタル市場に関してより理解を深めたい」という方は「市場調査レポート2022 家具・家電レンタル」を下記からダウンロードいただければと思います。

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執筆: B-search

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