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新規事業コラム
2022.09.15

令和時代に注目すべき新規事業~脱毛サロン編~

健康・美容関連の事業で堅調な事業はいくつかありますが、その中の一つに「脱毛サロン」があります。脱毛サロンとはどのような事業で、市場はどのようになっているのかをここではみていきます。

脱毛サロンとは

脱毛サロンでは全身の「ムダ毛」を処理する施術を行っています。医療脱毛とは異なり、脱毛サロンでは「光脱毛」という、ムダ毛を光で徐々に弱らせていく手法を採用しているため、痛みが少なく脱毛をすることができます。

脱毛サロンの動向

脱毛サロンは当初は女性を対象に始まりました。2000年代に入ると女性だけでなく男性にも脱毛は広がり、「メンズ脱毛サロン」が出てくるようになりました。そして、近年では脱毛サロンはさらに細分化される様相をみせています。例えば、成長期前後の子供を対象にした「キッズ向け脱毛サロン」が登場しています。また、介護を受ける時に介護者にムダ毛を見せたくないというシニアを対象にした「介護脱毛」も登場しています。

脱毛サロンの市場

次に脱毛サロンの市場を、弊社が行った脱毛サロンの市場調査を元にみていきます。
まずは、脱毛サロンの利用人数についてです。市場調査を通じて、利用率が17.5%という結果になったため、これを日本の15~64歳人口と掛け合わせると利用人数は約1,301万人であることがみえてきます。
次に利用頻度をみてみると、「年に1回かそれよりも少ない」と回答した利用者が1番多くなった一方、「ほぼ毎日」~「年に1回かそれよりも少ない」という利用者がそれぞれ一定数いることが分かりました。
最後に、平均利用額をみていくと、5,250円という結果になり、利用者は割高な額を支払ってもムダ毛を処理したいと考えていることがみえてきました。

まとめ

ここまで脱毛サロンについて解説してきました。脱毛サロンは近年細分化の様相をみせており、キッズやシニアにも拡大をしています。今後も細分化していくことが予想される中で、市場がどのように展開されていくか注目されます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。「このコラムで紹介したデータの詳細を知りたい」「脱毛サロン市場に関してより理解を深めたい」という方は「市場調査レポート2022 脱毛サロン」を下記からダウンロードいただければと思います。

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執筆: B-search

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