New business Column
新規事業コラム
2022.09.15

令和時代に注目すべき新規事業~セルフエステサロン編~

健康・美容関連で注目を集めている事業はいくつかありますが、その中の一つにセルフエステサロンが挙げれられます。セルフエステサロンはどのような事業で、市場はどのようになっているのかをここではみていきます。

セルフエステサロンとは

セルフエステサロンとは「セルフ」という名の通り、通常のエステサロンで施術者から受けるサービスを、自分で行う店舗のことを指します。典型的な「省人ビジネス」であり、人材不足を補うことができると共に、人件費を抑えることができるメリットが事業にはあります。一方で利用者も通常は1万円以上掛かってしまう施術を安価に受けることができるため、利用費を抑えることができるメリットがあります。

セルフエステサロンの市場

次にセルフエステサロンの市場を、弊社が行ったセルフエステサロンの市場調査を元にみていきます。
まずは、セルフエステサロンの利用人数についてです。市場調査を通じて、利用率が5.3%という結果になったため、これを日本の15~64歳人口と掛け合わせると利用人数は約394万人であることがみえてきます。
次に利用頻度をみてみると、「年に1回かそれよりも少ない」と回答した利用者が1番多くなった一方、「2~3日に1度」~「年に1回かそれよりも少ない」という利用者がそれぞれ一定数いることが分かりました。
最後に、平均利用額をみていくと、3,751円という結果になり、利用者は通常のエステサロン利用より割安に利用額を抑えたいことが改めてみえてきました。

まとめ

ここまでセルフエステサロンについて解説してきました。セルフエステサロンのビジネスモデルは典型的な「省人ビジネス」の形として大変参考になるものです。また、現在は大都市圏中心に店舗は存在し地方にはあまり店舗がないため、地方への展開、それに伴う市場の拡大が今後は注目されます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。「このコラムで紹介したデータの詳細を知りたい」「セルフエステサロン市場に関してより理解を深めたい」という方は「市場調査レポート2022 セルフエステサロン」を下記からダウンロードいただければと思います。

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執筆: B-search

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