New business Column
新規事業コラム
2022.09.15

令和時代に注目すべき新規事業~オンラインフィットネス編~

コロナ渦の影響もあり、近年様々な事業の「オンライン化」が進んでいます。その内の一つにオンラインフィットネスがあります。オンラインフィットネスはどのような事業で、市場はどのようになっているのかここではみていきます。

オンラインフィットネスとは

オンラインフィットネスとはフィットネスクラブのコンテンツをスマホやPCを通じて自宅から受講できる事業を指します。コンテンツの受講形式としては、録画で受講するオンデマンド形式・リアル配信で受講するライブ形式・講師から直接指導を受けるパーソナル形式の3種類に分けることができます。これらの形式での受講は従来のフィットネスクラブよりも、場所や時間の利便性を高めています。

オンラインフィットネスが人気を集めるワケ

オンラインフィットネスが人気を集めるワケとしては、コロナ渦でも家から従来のフィットネスクラブを受講できることにあります。コロナ渦において従来のフィットネスクラブは感染への警戒から、利用客が減少しました。一方で、フィットネスクラブへの需要は健康への意識の高まりから一定数あり、そこにオンラインフィットネスが登場し、コロナ渦で行きたくてもフィットネスクラブに行けない層の受け皿になったのです。

オンラインフィットネスの市場

次にオンラインフィットネスの市場を、弊社が行ったオンラインフィットネスの市場調査を元にみていきます。
まずは、オンラインフィットネスの利用人数です。市場調査を通じて、利用率が4.1%という結果になったため、これを日本の15~64歳人口と掛け合わせると利用人数は約304万人であることがみえてきます。
次に利用頻度をみてみると、「年に1回かそれよりも少ない」と回答した利用者が1番多くなった一方、「ほぼ毎日」~「年に1回かそれよりも少ない」という利用者がそれぞれ一定数いることが分かりました。
最後に、平均利用額をみていくと、1,561円という結果になり、手頃な値段で取り組める自己研鑽の側面があることがみえてきました。

まとめ

ここまでオンラインフィットネスについて解説してきました。オンラインフィットネスはまさにコロナという情勢により求められ、人気を集めている事業です。コロナ渦で「オンライン」というあり方自体が定着したこともあり、今後もどのように市場が展開されていくか注目されます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。「このコラムで紹介したデータの詳細を知りたい」「オンラインフィットネス市場に関してより理解を深めたい」という方は「市場調査レポート2022 オンラインフィットネス」を下記からダウンロードいただければと思います。

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執筆: B-search

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