New business Column
新規事業コラム
2022.09.14

令和時代に注目すべき新規事業~麻雀店編~

近年ゲームアプリやアニメの影響で麻雀が話題になることが度々ありますが、そのような中で「麻雀店」事業の現状はどのようになっているのでしょうか。今回は麻雀店とはどのような事業なのか、市場はどのようになっているのか、そして新規参入するためにどのようにしたら良いかをみていきます。

麻雀店とは

麻雀店とは麻雀をすることができる環境を提供している店舗のことを指します。複数人の仲間内で利用することも可能ですが、一人で行っても、一人で来ている利用者同士で麻雀をすることが可能です。また、店内の快適性を高めるために、ドリンクや飲食の提供が行われている店舗もあります。快適に麻雀を楽しんでもらえるようにすることが、長時間・何回も店舗を利用してもらうことに直結するので、このような店内の工夫が売上を上げるのに欠かせないということができます。

麻雀店事業の市場

次に麻雀店事業の市場を、弊社が行った麻雀店事業の市場調査を元にみていきます。
まずは、麻雀店の利用人数です。市場調査を通じて、利用率が9.5%という結果になったため、これを日本の15~64歳人口と掛け合わせると利用人数は約706万人であることがみえてきます。
次に利用頻度をみてみると、「年に1回かそれよりも少ない」と回答した利用者が1番多くなった一方、「ほぼ毎日」~「年に1回かそれよりも少ない」という利用者がそれぞれ一定数いることが分かりました。
最後に、平均利用額をみていくと、2,386円という結果になり、利用者は一般的なレジャーと同程度の額を麻雀店で利用していることがみえてきました。

麻雀店事業をするためにまずすべきこと

麻雀店事業は風俗営業(第4号)に該当するため、風営法の許可を得る必要があります。麻雀店には一定数「ネガティブ」なイメージを持つ人もいるため、店舗のブランド力向上、イメージアップのためにも欠かすことができないといえます。また、飲食が伴う場合には飲食店営業許可も別途必要になるためその点注意が必要です。

まとめ

ここまで麻雀店事業について解説してきました。事業開始には各種許可申請をする必要があるため開業には少し手間が掛かります。一方で、近年の麻雀の幅広い層への広がりを考えると、麻雀店事業はまだまだ広がっていくことが期待できるため、店内の快適性の追求など適切な施策を行えば成果を上げることができる事業だと言うことができるでしょう。

ここまでお読みいただきありがとうございました。「このコラムで紹介したデータの詳細を知りたい」「麻雀店市場に関してより理解を深めたい」という方は「市場調査レポート2022 麻雀店」を下記からダウンロードいただければと思います。

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執筆: B-search

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