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新規事業コラム
2022.09.14

令和時代に注目すべき新規事業~ペットトリマー編~

コロナ渦においても堅調な産業の一つにペット産業が挙げられます。在宅時間が増えたことも影響し、今ペットを飼う人が増えています。そのような背景の中で「ペットトリマー」事業も拡大をしています。ペットトリマーとはどのような事業なのか、市場はどのようになっているのか、そして新規参入するためにどのようにしたら良いかをここではみていきます。

ペットトリマーとは

ペットトリマーとはペットの美容師としてペットのケアを行う人のこと指します。ペットの毛のカットやシャンプーはもちろんのこと、爪切りや耳掃除などのケアも行います。また、施設によっては健康チェックやマッサージ・エステなども行い、総合的にペットの健康のケアを行う場合もあります。ペットの美容や健康に寄り添うことができる事業です。

ペットトリマー事業の市場

次にペットトリマー事業の市場について、弊社が行ったペットトリマー事業の市場調査を元にみていきます。
まずは、ペットトリマーの利用人数です。市場調査を通じて、1,000人当たりの利用率が6.8%という結果になったため、これを日本の15~64歳人口と掛け合わせると、利用人数は約505万人となります。
次に利用頻度をみてみると、「月に1回」と回答した利用者が1番多くなった一方、「週に1回」~「年に1回かそれよりも少ない」という利用者がそれぞれ一定数いることが分かりました。
最後に平均利用額をみていくと、4,883円という結果になり、利用者が人間の美容院や床屋と同程度の額をペットのケアに使っていることがみえてきました。

ペットトリマー事業に参入するためにまずすべきこと

ペットトリマー事業に参入するためにはまずペットトリマーを募集する、もしくは養成することが必要です。ペットトリマーは無資格でもなることができますが、事業の質の担保のためにも、ペットトリマー関連の資格を持っている人や専門の学校を卒業した人を募集したり、養成することをおすすめします。

まとめ

ここまでペットトリマー事業について解説してきました。事業開始には人材をそろえる必要があるため一手間掛かりますが、ペット産業自体がコロナ渦でも堅調なため、ペットトリマー事業もその時流に適した事業であると言えるでしょう。

ここまでお読みいただきありがとうございました。「このコラムで紹介したデータの詳細を知りたい」「ペットトリマー市場に関してより理解を深めたい」という方は「市場調査レポート2022 トリマー」を下記からダウンロードいただければと思います。

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執筆: B-search

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