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〜価値ある商品を専門知識を持って販売する骨とう品店〜

■歯科技工士のビジネスモデル

歯科技工士のビジネスモデルは歯科医院を取引先とし、発注を受けた商品を製造するものです。
製造する商品には、入れ歯(義歯)や充てん物、さし歯、矯正装置などがあります。

また、最近では審美治療や自由診療のニーズも高まっており、それに関連した商品製造のニーズもあります。
一度技術を認められ取引ができれば、基本的には同じ歯科医院と継続取引していく形となるため、軌道に乗った後は安定経営しやすい職種です。

■歯科技工士の取り巻く現状

1.デジタル化の移行に課題あり

厚生労働省の第4回歯科技工士の養成・確保に関する検討会(2018)の調査によると、歯冠修復の算定回数の中でCAD/CAM冠の推移は緩やかな増加傾向です。
2016年から2017年を見ると、100,364回から118,806回とほんのわずかの変化に留まっています。

若い世代の歯科技工士を増やし、労働環境を改善するためにもデジタル化への移行は取り組むべき課題であると言えます。

2.新しい歯科技工士は減少傾向

厚生労働省の歯科技工士養成施設及び入学者数に調査によると、2004年以降歯科技工士志望の入学者は減少傾向にあります。
2004年度の入学者数は2,522人だったのに対し、2017年には927人まで減少しています。

現在の歯科技工士の平均年齢は50歳前後であるため、今後ベテラン世代が引退すると歯科技工士の全体人数は一気に減少することが予想されます。

3.職業病に対する対策が必要

歯科技工士は、製作物を作成する際に発生する大量の粉塵が原因でじん肺を引き起こす可能性があります。
岩見沢労災病院が北海道で実施した疫学調査では歯科技工士の11%にじん肺があったとされています。

じん肺は肺がんにつながる恐れもあるため、作業場では空気清浄機や集塵機の使用、防護マスクの着用などの対策が必須となります。

■おすすめの方

歯科技工士がおすすめの方は、以下の通りです。
・歯科技工士の資格を持っている
・歯科技工業界のデジタル化に貢献したい
・歯科技工の技術に自信がある

上記のような方々は、高い専門性と信頼性が必要な骨とう品店の経営を成功できるため、おすすめのビジネスモデルです。

■成功のポイント

1.自由診療治療の製品に力を入れる

近年では、幼児期からの虫歯防止の取り組みが進んでおり保険治療に必要な製品のニーズは減少してきていますが、対照的に自由診療治療の製品のニーズは高まっています。

例えばセラミッククラウンなどは審美治療に必要とされる製品の1つです。

審美歯科医院は今拡大している歯科医療分野のため、関係する製品の技術力に定評がつけば、安定した取引先を多く確保できるはずです。
審美歯科専門の学術大会なども開催されているため、積極的に参加し良い成績を収めれば、より信頼を得ることにつながります。

2.デジタル化導入の取り組み

デジタル化導入は、歯科技工士の労働負担を減らし、若手育成の可能性も広げる取り組みです。

現在の歯科技工はデジタル化が進んでいるため、パソコン一台だけでも行える業務があります。
セラミックス技工物の場合、3D-CADを使って歯のデザイン・設計がなされますが、この作業は全てパソコン上で完結できます。

現在、歯科技工士が働く場所は、「歯科技工士法」という法律で規定されており、定められた設備基準にかなった歯科技工所でだけ勤務できることになっております。
自宅をこの法律にかなう環境にするなら、在宅ワークも可能になります。まだ課題が多い分野ですが、先鋭的に取り組むならメリットは大きいはずです。

3.地元の歯科医院と協力する

地元の歯科医院と密接な関係を築いていくことも、安定した経営を続ける上で重要となります。
開業独立直後は、地道な営業活動も必要となるでしょう。

サンプルなどを持参し技術力を見てもらうことで取引先を見つけることができます。

参考:
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei_547700.html
https://www.mhlw.go.jp/content/10804000/000468733.pdf
https://www.research.johas.go.jp/jinpai/15.html

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