■どんなモデルか
板金塗装業とはどのようなビジネスモデルかについて解説します。
①自動車販売業から依頼を受け車の修理をおこなう
ディーラー、中古車販売店など自動車販売業から依頼を受けて、車の凹みや傷を直します。技術力の高い塗装業車では、凹みや傷の痕跡を減らし、新車のように仕上げることが可能です。
②自動車をカスタマイズ
自動車に特殊なコーティング、ドレスアップ、ローライダーなど、ユーザーのニーズに合わせた自動車のカスタマイズをおこないます。
品質の高い加工が出来る業者は、ユーザーからの信頼度も高く安定して依頼を受けることが可能です。
③他の事業を展開し収益を確保
板金塗装だけでなく、車検、中古車販売など自動車関連のサービスを提供するお店もあります。板金塗装以外のサービスを提供することで、収益の安定化を図ることができます。
■業界動向やトレンドについて
従来の自動車板金塗装は、自動車販売店の依頼をこなすだけで収益の確保が可能でした。しかし、自動車の乗り手が減少し、壊れにくく頑丈な自動車が開発されたことで、年々依頼数も減少しています。
さらに、高い技術を持った職人が減少しているため新たな人材をどのようにして確保するか、人材確保について検討をする必要があります。
■板金塗装業がおすすめの人は
板金塗装業がおすすめの人の特徴について紹介します。
・自動車についての知識が豊富
・さまざまな車種の加工ができる整備士
・インターネットに精通している人
板金塗装のサービスをどのようにして利用者に提供できるのかユーザー目線での視点と、質の高いサービスが求められるでしょう。
■成功のポイントは?
最後に板金塗装業で成功するために必要なポイントを解説します。
①HPを開設し集客をおこなう
顧客から直接依頼ができるように、お店のホームページを開設し集客を狙います。ホームページには、問い合わせフォームを設置するだけでなく、事例を紹介しましょう。
事例を紹介する際には以下の点に意識をして掲載してください。
・車種
・BeforeとAfterの写真
・価格
ホームページを閲覧したユーザーが、修理・カスタマイズ依頼ができると感じられる情報を発信しましょう。
②最新機器の導入
最新機器を導入して、品質の高いサービスを提供します。
板金塗装業の中でも他のお店では出来ないサービスを提供することで、差別化を図ることが可能です。
最新機器の導入だけでなく、職人の質を維持するために若い整備士を育成する方法も検討しておきましょう。
③認知度を高めるために動画を制作・発信
お店の認知度を上げる方法として、動画を制作しYouTubeやTwitterで発信します。
実際の作業様子を動画で紹介すれば、動画を視聴したユーザーが利用の判断材料とすることも可能です。
動画の視聴者数が増え、フォロワーが多くなればお店の知名度が向上するだけでなくサービスの利用者需要も期待できます。
動画制作はスマホ1台で可能です。認知度を高めるために動画を制作しましょう。