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2022.03.31
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その新規事業にニーズはある?市場価値を確認しよう〈中編〉

>>前編

前半では、市場価値をはかるために、どんな視点で分析を行うかをご紹介しました。
後半では、単体に事業立ち上げでどのような失敗があるのか、そのポイントをご紹介しますが、
その前に新規事業立ち上げの流れを考えたいと思います。

新規事業の立ち上げフェーズ

① 市場調査
まずはニーズの調査です。
ここが、本コラムの本題でもありますが、市場価値をはかることが重要です。
新しく展開する予定の商品やサービスに関係する市場を調査します。
前編で書いた、ペインポイントとゲインポイント、市場規模、
競合企業の地理的・ポジション的位置などを、把握します。
以下の②以下の基本がここに立脚するため、希望的観測でなく客観的に把握することにつとめてください。

② コンセプト・ストーリー
同じ商品・サービスでも、
誰に売るのか?何に使うのか?などによって、マーケティングの方法や結果が全く異なります。
いわゆる、5W1Hをきちんと設定し、
その商品にまつわるストーリーを仕立ててください。

③ 商品・サービスの設定
コンセントとストーリーが決定したら、実際の商品・サービスの設定です。

同じ機能・同じ内容のサービスでも、
2番で決定したコンセント・ストーリーによってその見せ方や商品設定が大きく異なるはずです。
ターゲットに沿ったパッケージや見せ方を考え、計画を詰めてください。

④ 事業計画策定
3番の商品・サービス設定と並行して行うのが事業計画です。
商品・サービスの価格や生産方法、販路、人員計画やスケジュール、
マニュアル作成や店舗展開などを計画し、
その計画に活用できる社内のリソース・ノウハウと、新たに確保するべきものをきちんと把握します。
この計画によって、金融機関の印象も変わってきますから、
ミーシーな目線で、リスクヘッジなども盛り込んだものにしましょう。

⑤ 立ち上げ
1~4が完了後、最後に実際の立ち上げです。
全てが計画通りにいくわけでなく、常にPDCAを回していくことが必要です。
想定の数値との乖離を確認して、その原因を分析します。
商品に問題があるのか、見せ方に問題があるのか、接客に問題があるのか、サイトのUIに問題があるのか…
分析と改善を回して、事業を成功させていきましょう。

➤その新規事業にニーズはある?市場価値を確認しよう〈後編〉はこちら

 


執筆: B-search

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